ナント種苗総合カタログ2024
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 徴•「スタンドアップ13」に近い作型で、べと病抵抗性・収量性・早生性・葉の外観などを改良した品種。べと病レース1〜15,17に対して抵抗性。•最適期はハウス・雨よけ等の10月中旬〜12月蒔きの12月〜3月上旬収穫だが、「スタンドアップ」と比べ、厳寒期の収穫では葉軸がやや折れやすい傾向があるため、作業性を最重視する場合は10月下旬〜11月上旬の播種を避けるのが良い。生育スピードは中早〜早い。温度のある適期で播種から収穫までの日数は33〜35日程度。低温期も生育はゆっくりだが止まりにくい。草姿立性。葉肉厚く・軸が太い葉重型。葉色極濃緑で葉先はやや丸い中間葉。葉色は極濃緑。葉身部と葉柄部の長さがほぼ同等で全体バランスが良い。葉幅は中程度で葉枚数は8枚程度だが、葉肉厚く・軸太いので、収量が上がる(葉重型)。特月••••▼「秋冬の巨人」と「スタンドアップ13」の使い分け 「スタンドアップ13」は、とにかく極立性&軸しなやかで折れにくい。そして2月後半からの在圃性の高さが魅力。対する「秋冬の巨人」は、秋冬作での生育が「スタンドアップ」よりも5〜7日ほど早く、回転スピード重視の方にお勧め。葉も大きく肉厚で、ボリューム・テリ艶に優れます。しかし、「秋冬の巨人」は年明け以降の厳寒期収穫では「スタンドアップ」よりも開帳し、やや軸折れしやすいため、作業性を最重視する場合は、1月〜2月前半の収穫は避け、年内の収穫作型か、または2月後半からの収穫作型が良いでしょう(10月下旬〜11月上旬の播種を避ける)。■スタンドアップ13との特性比較〉べと病抵抗性:秋冬の巨人>スタンドアップ13収量・ボリューム:秋冬の巨人>スタンドアップ13立性度:スタンドアップ13>秋冬の巨人作業性:スタンドアップ13>秋冬の巨人低温伸長スピード:秋冬の巨人>スタンドアップ13厳寒期の生育止まりにくさ:スタンドアップ13≧秋冬の巨人春先の在圃性:スタンドアップ13>秋冬の巨人しゅう      とう148プライミングM3万粒栽培型高冷地及び冷涼地ハウス・雨除け一般地ハウス・雨除け露地播種最適播種期収穫期葉重タイププライミングM3万粒べと病抵抗性R1〜15・17低温期に生育スピードの早い冬系。葉色濃く、肉厚。ボリューム乗る葉重型。べと病抵抗性R1〜15、17。NSP-114a秋蒔き/冬蒔き 低温伸長性 ★★★★☆ 新発売!秋冬の巨人、現る。冬を捧げよ。

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