ナント種苗総合カタログ2024
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 新型コロナウイルスに対する行動制限も段階的に緩和され、国内経済はようやく正常に戻りつつあります。しかしながら一方では、ロシアによるウクライナ侵攻が、今もなお継続しており、急激な円安とともに物価の上昇や農業業界への影響も不透明な状況が続いております。 本年の天候につきましても、過去に例を見ない記録的な猛暑(地球沸騰化)、予想を超えるゲリラ豪雨の頻発など異常な気象条件がもはやニューノーマルとなりつつあります。 このような中、我々種苗業者の高品質種子の持続的な安定供給の役割がさらに大きくなると考えます。 今期(第78期)のナント種苗のスローガンは、「積み重ねる。」です。 日頃、良く耳にする言葉かと思いますが、大事な言葉だと思います。日々の積み重ね、努力の積み重ね、信頼の積み重ね等々。何事においても積み重ねが重要です。 今、私たちに出来ること、出来そうなこと、やるべきことを積み重ねていって、初めて目標(ゴール)に近づくことが出来ます。目標を達成するには、小さなことの積み重ねしかないと思います。 これからも、農業の明るい未来を信じて社員一同、日々小さなことを積み重ねて参ります。 ここに「2024年総合カタログ」をお届けいたします。本カタログで新たに掲載された新発売品種は、6品種。予告品種を含めると14品種に及びます。 おかげ様でテレビ・SNSで話題沸騰のタネまで食べられる「ピノ・ガール」®は、さらにバージョンアップした後継候補予告品種が出て参りました。また、作りやすく多収性かつ貯蔵性も高い最新の栗系カボチャ「グラン・モンブラン(仮)」、先端不稔に極めて強いバージョンアップした「おおもの」新シリーズ「おおもの86HYPER」、真冬まで在圃収穫できる極甘キャベツの「冬のサトウくん」、シミや割れに強い極晩抽ニンジン「萌うさぎ」、超実力派の中生・中晩生タマネギ「NON-1065」「NON-1063」等々、これからもお客様にワクワク・ドキドキしていただけるような品種をお届けいたします。 皆様から尚一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。2023年(令和5年)9月ナント種苗株式会社奈良県橿原市南八木町2丁目6番4号昭和22年8月11日2,000万円農産種子の生産と卸販売代表取締役社長 森井 哲也63名飛鳥育種農場/宇陀育種研究農場/桜井タネセンター代表取締役社長…………………………………森井 哲也取締役会長………………………………………高瀬 泰嗣取締役相談役……………………………………森井 康雄専務取締役(営業部門担当)……………………高瀬 雅庸取締役研究開発部長(宇陀育種研究農場長)…越智 康治取締役研究開発部長(飛鳥育種農場長)………奥野  功取締役産地開発部長(熊本出張所)……………原口 正憲ごあいさつ 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。■ 会社概要□社  名 :□所 在 地 :□会社設立 :□資 本 金 :□営業品目 :□代 表 者 :□従 業 員 :□設  備 :□役  員 :すべてはニッポンの農業のために、すべてはニッポンの食卓のために。

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