●種のサイズは一般品種の3分の1程度(「ピノ・ガール」より少し大きい)。タネをそのまま食べても、さほど気にならず、噛んでも嫌なエグ味がほとんど無いため、タネを取り出す煩わしさが無い。●糖度乗りが良く、13度前後に安定。果肉は濃桃紅色で果肉質は硬め。ブロックカットにも最適。●草勢は強く、比較的高温の作型に好適。真夏もツル持ちが抜群で、露地トンネル産地に最適。強草勢ではあるが、空洞果の発生は非常に少ない。●果重は8~10kg。肥大性に極めて優れる。 ●果形は安定して正球形。果皮は漆黒色。高温期では黒に近い濃緑色となる。●成熟期は中晩生。炭そ病に耐病性を持つ。●高温期のハウス作では、成熟期に蒸れると果肉質が柔らかくなりシャリ感を損なう傾向があるため、特に夜の湿度・温度管理に注意し、換気・通気を最大限に対策する(涼しくカラッと)。●草勢強い品種なので、早い作型では減肥するか、台木で調節すると良い。低温時の生育初期は十分に保温し、初期生育をスムーズに促す。●成熟期に入っても草勢が過剰な場合は強整枝(ツル切り)を行う。空洞果は少ないが、これにより糖度がより安定する。完熟での収穫を心がけることで品質はより向上する。特 徴栽培のポイントこの感覚にひとたび慣れたら、ふつうのスイカにはもう戻れない。大玉も、タネごと食べたら炭そ病耐病性いいんじゃない?月栽培型月栽培型連棟ハウス連棟ハウス(熊本*)(千葉・鳥取*)(熊本*)(千葉・鳥取*)14絵袋詰100粒上写真は、弊社農場で18年6月下旬収穫の17kg超の果実。肥大許容性と空洞果耐性を調べるため、わざと極端に大きく作った試験。この果実でも空洞果にはならず。小袋5粒大型特殊苗ラベル大型特殊苗ラベルピノ・ダディピノ・ダディピノ・ダディピノ・ダディピノ・ダディ一般品種ピノ・ダディ一般品種タネが小さいため子葉が小さく、胚軸も細い 。「挿し接ぎ」の場合は穂木播種を通常より3日早く行い、胚軸を太くする。苗の生育は、通常品種が本葉4.5枚の時に当品種は3.5~4枚程度となり、日数にして3~5日くらい遅い。従来品種単棟ハウス単棟ハウス中型トンネル(千葉・鳥取・新潟*)露地トンネル(新潟・長野・山形*)地露中型トンネル(千葉・鳥取・新潟*)露地トンネル(新潟・長野・山形*)地露播種収穫期収穫期播種定植定植タネの大きさや数はスイカの生育状況によって前後します。高糖度マイクロシード大玉タネが小さく柔らかいマイクロシード®。噛んでもエグミ、ほとんど無し。だから、タネごと食べられる。ピノ・ダディピノ・ダディタネの大きさ従来の3分の1※ピノ・ダディピノ・ダディPINO DADDY
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