ごあいさつ 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 本年元日に発生した能登半島地震および、9月の豪雨災害により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 さて、新型コロナウイルスがやっと落ち着きを見せ、国内経済は大手企業を中心に正常に戻りつつあります。 また、パリオリンピックでの日本人選手の活躍は、スポーツを通じ私たちに夢と感動を与えてくれました。 しかしながら一方では、ウクライナや中東などの国際情勢の不安定さ、円安や人件費、物価の高騰などによる農業業界への影響は、依然として先行き不透明な状況が続いております。 本年の天候につきましても、地球沸騰化と称される経験した事のない酷暑や８月に東北地方に台風が上陸したり、9月には能登半島に豪雨被害がもたらされました。さらに、南海トラフ臨時情報による巨大地震注意発表と私たちの日常生活は、相も変わらず不安定要素と常に隣合わせの状況です。 このような中、私たち種苗業者の高品質種子の持続的な安定供給の役割と責任がますます大きくなると考えます。 今期（第79期）のナント種苗のスローガンは、「凡事徹底 〜Again〜」です。 「凡事徹底」とは、何でもない当たり前の事を人がマネできないほど徹底して行う事、当たり前の事を極める事です。このスローガンは、弊社では10年ぶり2度目となります。 昨日までの常識を常に疑い、予想もしない困難や予期せぬ変化や出来事に対応できる人、企業となるために日々、凡事を徹底して参ります。その結果がお客様に満足していただける商品開発、如いては日本農業の発展に寄与する事ができると信じております。 ここに「2025年総合カタログ」をお届けいたします。本カタログで新たに掲載された新発売品種は、7品種。予告品種を含めると15品種に及びます。 この夏、タネまで食べられる小玉スイカ「ピノ・ガール」®はおかげさまで多くのスーパーの店頭に並べられているのを拝見して嬉しくなりましたが、早くもその進化系予告品種が生まれて来ております。異次元の甘さで高評価を頂戴しております「金色羅皇」にもその血を引くシードレススイカ「ゴールデンジャック」が新発売となりました。また長年産地を苦しめているメロン退緑黄化病に対する強い耐病性を付与したアールスメロン予告品種も発表させて頂きます。この他、非常に能力の高い中生と中晩生のタマネギ「ラウンドワン」「クローザー」やネコブ病耐病性のブロッコリー「CR夢剛力」など、期待の新品種・予告品種が目白押しです。 これからもお客様にワクワク・ドキドキしていただけるような品種をお届けいたします。 皆様から尚一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。2024年（令和6年）9月ナント種苗株式会社奈良県橿原市南八木町2丁目6番4号昭和22年8月11日2,000万円農産種子の生産と卸販売代表取締役社長 森井 哲也72名飛鳥育種農場／宇陀育種研究農場／桜井タネセンター代表取締役社長…………………………………森井 哲也取締役会長………………………………………高瀬 泰嗣取締役相談役……………………………………森井 康雄専務取締役（営業部門担当）……………………高瀬 雅庸取締役研究開発部長（宇陀育種研究農場長）…越智 康治取締役研究開発部長（飛鳥育種農場長）………奥野 功取締役産地開発部長（熊本出張所）……………原口 正憲■ 会社概要社 名 ：所 在 地 ：会社設立 ：資 本 金 ：営業品目 ：代 表 者 ：従 業 員 ：設 備 ：役 員 ：すべてはニッポンの農業のために、 すべてはニッポンの食卓のために。
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