羅皇ザ・スウィート他社品種•うどんこ病と炭そ病の耐病性を有する。(※レースにより稀に罹病することもあるので予防は行う)。•草勢は強めであるが(「羅皇」よりはやや大人しい)、着果性は良く、蔓ボケの心配少ない。収穫前まで草勢が強く残った場合でも、それによる空洞果・裂果の発生少なく、秀品性高い。果重8〜10kgのやや腰高。果皮は濃い極濃緑色。一般に肉質硬い品種は晩生となり糖度乗りも遅いのだが、当品種は硬肉系でありながら、糖度乗りが早いのが特徴。糖度13度前後に安定。BRIX値よりも高い甘さが感じられ、食味が抜群。硬い果肉質で肉質の軟化・劣化による品質低下が少なく、店持ち非常に良い。 草勢が強い品種なので、低温期や肥沃地では減肥するか、大人しめの台木を選定し、草勢コントロールすると良い。硬肉系としては糖度乗りが早い品種だが、あくまで熟期は中晩生。在圃による果肉軟化や空洞果は起こりにくいので、適熟させしっかりと糖度を乗せる。積算温度1100℃が目安。6〜7月収穫のトンネル栽培で開花後46〜47日程度で収穫。 徴4特•栽培のポイントうどんこ病& 炭そ病ダブル耐病性•••••外部試験での徹底的な食味調査の末に選抜されました。だから、皮際までしっかり乗った甘さとコク、そして極シャリ食感。美味さで他の赤肉品種には負けません!発売前の3年間、当社が熊本・長崎・大分など九州各産地での外部試験を調査した結果、本品種の糖度は従来品種と比べておよそ1〜2度高い傾向が見られました。そして現在、全国の導入産地では「ザ・スウィート」はその栽培安定性とは別に、優れた食味・シャリ感といった内容面での評価が高まっており、従来品種との差別化販売に繋がっています。上写真は熊本市植木での果実調査の様子。写真両端に手書きされた数値は糖度。各個体の中心と左右種子部の3点の糖度が記されている。30絵袋詰200粒糖 度5草勢強さ4肥大性4空洞耐性4早生性3果肉硬さ(熊本*)作型 月連棟ハウス単棟ハウス(千葉・鳥取*)中型トンネル(千葉・鳥取・新潟*)露地トンネル(新潟・長野・山形*)露地(抑制)播種*各作型における参考産地 地域差があるので目安とする定植収穫期特筆すべきはその食味。甘さの質・シャリが違う皮際まで続く甘さとコクRAOU THE SWEET特筆すべきはその食味。硬肉で高糖度かつ、そのBRIX値以上の甘さを皮際までお届け。うどんこ病 & 炭そ病の耐病性も付与「羅皇」シリーズ最新系統。深く甘いコク感と、強いシャリ感を更に追求。羅皇ザ・スウィートしかも、うどんこ病+炭そ病のダブル耐病性!
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