羅皇ザ・スウィート2017年11月宇陀育種農場にて撮影従来品種が約35%割れている中、同一圃場の「ザ・スウィート」はほぼ割れず。羅皇ザ・スウィート2017年11月熊本市植木町にて撮影他社罹病性品種他社罹病性品種また2果以上の収穫を前提とする多果穫り栽培でも、果実の勝ち負けが少なく肥大し、階級アップを狙えます。他社品種羅皇ザ・スウィート羅皇ザ・スウィート従来品種罹病性品種が激しく発病するうどんこ病の菌密度においても「ザ・スウィート」では発病した組織が少し壊死する程度で、そこからほとんど広がりません。発生の多い高温期や抑制作型にも耐病性があれば安心。2020年4月上旬、熊本市植木町にて撮影された当品種。 写真は露地産地での炭そ病発生圃場。収穫を前に葉が枯れ上がり、果実だけが残された状態。長雨や集中豪雨の多い夏に発生しやすい炭そ病に対し耐病性の「ザ・スウィート」は、その旺盛なツル持ちも相まって、こうした被害リスクを大幅に低減します。さらに出荷先での発病による「腐敗リスク」も低減します。スイカ栽培を行う上で歩留りに最も影響する裂果。近年の異常気象により特に高温期の裂果リスクが高まっています。「羅皇ザ・スウィート」は、果皮が強く柔軟性があり、裂果にとても強いことが特徴。またツル持ちが良いため、ウルミ果の発生が極めて少なく、さらに空洞果の発生も少なく、それらによる歩留り低下リスクを大幅に軽減します。「ザ・スウィート」は雌花の着生が安定。かつ、花粉の発生量が多いため、低温期作型においても着果性・果実形状に安定感があります。とはいえ、草勢強めの品種ですので低温期作では大人しめの台木選定や減肥、高めの温度管理などで草勢コントロールに留意しましょう。2020年5月上旬、熊本市植木町にて撮影。(2020年6月中旬、熊本市植木町にて撮影)写真は、対照品種と比較してハウス全体的に1階級肥大が上回る「ザ・スウィート」と対照品種。当品種はツル持ちが良いため、着果後の果実はじっくりと生育し続け、最後までゆっくりと肥大して行きます。だから変形・空洞が少なく、かつ肥大性に優れます。31RAOU THE SWEET罹病性品種罹病性品種羅皇ザ・スウィート他社罹病性品種羅皇ザ・スウィート他社罹病性品種羅皇ザ・スウィート羅皇ザ・スウィートスイカ農家が求めた究極の「ザ・スウィート」が完成。その美味しさ以外に、お勧めする重要ポイント!裂果に強い。ウルミ・空洞に強い。つまり、歩留りが高い。炭そ病耐病性が露地産地で真価を発揮。うどんこ病耐病性が示す驚異的な差。『果形良すぎて摘果する玉が選べない!』草勢強いのに着果性が抜群!肥大が良い。秀品率が高い。さぁ、本当にウマいスイカを作ろうじゃないか。ザ・スウィート
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